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増え続ける化学物質過敏症 発症の原因は?

増え続ける化学物質過敏症 発症の原因は?

なぜ、化学物質過敏症は増え続けているの?

今や、化学物質過敏症の人は増え続ける一方だといいます。
 
そもそも、ひと昔前にはなかった病気なのに、どうして急に出てきたのでしょう?
 
それは、短い間に環境側と人間側に大きな変化が起きたことが原因だと考えられています。

  • 環境側の原因
    ほんの数十年の間に化学物質がどんどん作り出され、生活の場で大量に使われるようになった
  • 人間側の原因
    食生活が大きく変化したことにより栄養が不足し、体そのものが変化した

私たち人間を取り巻く環境がガラリと変わった

化学物質のイラスト

これまでに人間が作ってきた化学物質は1600万種類といわれ、そのうち12万種類の化学物質が日常生活で使われるようになりました。
 
安全性もはっきりしないまま、ほんの数十年の間にあっという間に生活の場に広まったので、人間が化学物質を解毒する能力も発達していません。

生活の場での化学物質の増加

生活の場での化学物質の増加

昔の家は隙間が多かったので、窓を開けなくても自然に換気ができていました。
 
ところが現代の家は、高断熱・高気密の作りで家の隙間がなくなってしまったので、自然に換気ができなくなってしまい、化学物質が家の中にこもりがちになっています。
 
悲しいことに、現代の家は省エネで住みやすいというメリットと引き換えに、シックハウスにやりやすくなっているのですね。
 
昔ながらの日本の家は、化学物質過敏症の予防の観点から見れば素晴らしい作りだったのに、本当に少なくなってしまったと思います。
 
ガスストーブや石油ストーブなどの普及により、室内の化学物質の量が増えているのも問題になっています。

化学物質を浄化する緑の減少

緑の減少

都市部では、大気汚染を吸収し、空気をきれいにしてくれる樹木が少なくなっています。
 
また、森林の減少は地球温暖化を加速させ、自然災害のリスクを高め、生態系にも悪影響を与えます。
 
本当に、ここ何年かの夏の気温は異常だと思います。
 
熱中症予防のためクーラーをたくさん使わざるを得ないので、家と外の温度差で体がおかしくなってしまいますよね。

現代人の体が昔の人に比べて弱くなった

現代人は栄養不足に陥っている

栄養不足

現代人は、加工食品やインスタント食品などをたくさん食べるようになったので、ビタミンやミネラルなどの栄養が不足し、体の機能がうまく働かなくなっています。
 
飽食と言われる時代なので、現代人は昔の人に比べて体が大きく栄養状態も良いと考えがちですが、食の欧米化によって野菜をあまり食べなくなったので、むしろ栄養が偏っているのです。
 
野菜自体も農薬や化学肥料の影響で、昔に比べて栄養自体がかなり不足しています。

現代人は食事からも化学物質を摂っている

食品添加物

現代人の食生活の問題点は栄養不足だけではありません。
 
成人の1年間に摂取する食品添加物の量は2〜3kgといわれており、ひとつひとつの添加物の量が少なくても、複数同時に摂った場合、体にどのような影響があるか分かっていません。
 
他にも、残留農薬や遺伝子組み換え食品、汚染された水などにより、日々大量に化学物質を摂っています。
 
それらの化学物質の影響で体の免疫力が弱くなり、アレルギーや病気になりやすくなっています。
 
私は、スーパーのレジに並ぶ時、ついつい前後の人のカゴの中を見てしまうのですが、野菜や肉などの食材そのものよりも、冷凍食品やレトルト食品などの加工品の方がたくさん入っていることが多く、びっくりしてしまいます。
 
これでは、化学物質過敏症が増え続けていてもおかしくないと思います。

室内で過ごす時間が長く、ストレスを感じやすくなっている

室内

現代人は、パソコンやスマホの普及によって室内で過ごす時間が長くなっています。
 
電磁波にさらされたり、昼間太陽の光を浴びないでいると、夜に深い眠りが得られなくなり、体に溜まった疲れが取れません。
 
その結果、日常的に感じるストレスが多くなっています。
 
最近は、外で遊ぶ子供の姿もめっきり見なくなりました。

発症の引き金となる化学物質は?

シックハウスから化学物質過敏症になるケースが多い

では一体、どういった環境にいると化学物質過敏症を発症するのでしょうか?
 
化学物質過敏症の発症のきっかけは、家の新築、リフォームなどによるシックハウス症候群が全体の60%を占めているといわれています。

  • シックハウス 59%
  • 農薬殺虫剤 21%
  • 有機溶剤 8%
  • その他 12%
引き金

その他には、喫煙者のタバコによる受動喫煙、医療機関やエステ、歯科での大量の薬剤投与などによって発症するケースが確認されています。
 
私は、受動喫煙症が悪化した後に、カビキラーで掃除をしたことが引き金となり発症しましたが、自分は「その他」12%の部類に入るのだと、このグラフを見るまで知りませんでした。

日常生活で使われている様々な化学物質が発症の引き金に

特に化学物質過敏症になる可能性の高い化学物質は、シックハウスの原因になる有機溶剤などです。

  • ホルムアルデヒド
    新築の建材や家具に使われる
  • 有機リン化合物
    殺虫剤や農薬に使われる
  • トルエン
    接着剤や塗料に使われる
有機溶剤

農薬、食品添加物、着色料、香料、殺虫剤、自動車の排気ガス、化粧品、接着剤、ワックスなどの多くに使われている石油や石炭、水道水に含まれる化学物質なども問題になっています。
 
現代社会では、どこへ行っても化学物質が充満しているので、ありとあらゆる化学物質が発症の原因となるのですね。

化学物質過敏症は「現代病」である

現代病

化学物質過敏症は、現代社会だからこそ生まれた病気であるといえると思います。
 
便利さと引き換えに失った健康は、そう簡単に取り戻せるものではありません。
 
今の日本は、化学物質だけではなく電磁波や放射性物質などの影響も大きくなっています。
 
一体これから先、日本人の体はどうなってしまうのだろうと考えると、怖くなってしまいますね。

参考文献:

  • ・石川 哲(著) 宮田 幹夫(著). あなたも化学物質過敏症?―暮らしにひそむ環境汚染 (健康双書). 農山漁村文化協会. 1993. 195p.
  • ・石川 哲(著) 宮田 幹夫(著). 化学物質過敏症―ここまできた診断・治療・予防法 (生命と環境21). かもがわ出版. 1999. 169p
  • ・石川 哲(著). 化学物質過敏症ってどんな病気―からだから化学物質「農薬・食品添加物」を除去する健康回復法. 合同出版. 1993. 138p.
  • ・宮田 幹夫(著). 化学物質過敏症―忍び寄る現代病の早期発見と治療. 保健同人社 . 2001. 71p.
  • ・加藤 やすこ(著) 出村守(監修). 電磁波・化学物質過敏症対策―克服するためのアドバイス (プロブレムQ&A). 緑風出版 . 2004. 185p
  • ・能登 春男(著) 能登 あきこ(著). 明日なき汚染 環境ホルモンとダイオキシンの家―シックハウスがまねく化学物質過敏症とキレる子どもたち. 集英社 . 1999. 245p
  • ・宮田 秀明(著). 体内複合汚染―家族の安全と健康、どうすれば守れるの?. 朝日ソノラマ . 2000. 171p
  • ・化学物質過敏症支援センター.http://www.cssc.jp.(2018-12-23).
  • ・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』.https://ja.wikipedia.org/wiki/化学物質過敏症(2018-12-23).

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